| 初回投稿日:2013年12月19日 | 最終更新日:2020年7月9日 |

「パワハラは自分が悪い」思考は危険

パワハラ被害を受けているひとによっては、パワハラを受けていながらも「自分が悪い」と思ってしまいがちです。

「パワハラは自分が悪い」思考は身を滅ぼしかねない

しかし、パワハラを受けていながら自分を責める行為は、自分自身を破滅に追い込んでしまう可能性があり、非常に危険です。

実際に、パワハラを受けてさらに自分を責めてしまうひとは、鬱になり入院してしまうこともあります。

自己否定に陥りやすい

「パワハラは自分が悪い」と思うひとは、自己否定に陥りやすく、ストレスを溜め込みやすいです。

うちへとこもり、ストレス発散できる場がなく、精神状態がおかしくなってしまうこともあります。

そういう状況下に陥ると、体にも支障をきたし、働けなくなってしまうこともあるのです。

「自分が悪い」思考はパワハラをさらに加速させる

また、「自分が悪い」と思うことは、相手のパワハラ行為を肯定してしまうことにもなり、さらにパワハラを加速させてしまうのです。

だいたいパワハラを行うひとは、「自分が間違っている」とは思っていないことが多いです。

被害者の方が「自分に非がある」と思うことで、パワハラを容認してしまうことになり、さらにパワハラが行われる可能性があります。

自分を責めることはパワハラの解決にはならない

なので、自分を責めることは、何もパワハラの解決にならないのです。

むしろ、パワハラを加速させ、さらに自分を苦しめてしまうだけです。

自分を責めると、さらに苦しむ

パワハラ被害者は、自分を責めてしまうと、さらに苦しむことになります。

パワハラが起こることは、被害者のあなたに責任があるわけではありません。

自分を責めても、終わりはなく、自分で自分を苦しめることになってしまいます。

上司も精神的な問題を抱えている可能性が高い

また、パワハラを行う上司自身も精神的な問題を抱えている可能性があります。

もし、精神が安定しているのであれば、部下を傷つけるような行為はしないはずです。

パワハラは適した指導とは言えない

仮に、「パワハラを教育の一環」としてパワハラ上司が考えているならば、それは適した指導とは言えません。

パワハラを指導と言うのであれば、それは単なる脅しであり、恐怖を相手に与えて、無理やり仕事をさせているだけです。

本当に部下の成長を促すのであれば、部下が自発的に仕事に取り組めるようにサポートしてあげることだと思います。

部下を傷つけ攻撃し、無理やり仕事をさせることが、良い指導や人材育成とは言えません。

むしろ、パワハラをする上司は、「ひとを育てる力がない」と言っているようなものです。

上司の言うことが絶対正しいわけではない

真面目な方や素直な方ほど、「上司の言うことが絶対正しい」と思ってしまうことがありますが、上司の言うことが、必ずしも正しいわけではありません。

むしろ、上司の考えも間違っていることは多いのです。

なので、上司の言葉を何でも信用しないことです。

上司によっては、「パワハラと感じるのは甘えだ」と言うひともいます。

しかし、それも自分勝手な言い訳でしかありません。

あまり上司の言うことを信用し過ぎると、「全て自分が悪い」と勘違いしてしまいがちなので、「上司が絶対正しい」と思わないことです。

上司だからといって、必ずしも偉いわけではありません。

上司は刃向わないタイプをターゲットにしている

あとは、上司も刃向わなさそうなタイプをターゲットにしている可能性もあります。

言い返さないタイプは、好き放題にパワハラできるので都合が良いのです。

なので、パワハラを受けているひとは、上司からいじめに都合良い相手として狙われている可能性があります。

パワハラを受けたらまずは他のひとに相談した方が良い

パワハラは、「自分が悪い」と耐えても一向に解決はせず、むしろ自分をさらに苦しめてしまうだけです。

世の中には、パワハラ被害で精神的にも肉体的にも病んでしまい、仕事ができなくなってしまうひともいます。

そういう状況に陥る可能性もあるので、いつまでも我慢はせずに、まずは早急に誰かに相談することをお勧めします。

パワハラに耐えることは得策ではありません。

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