| 初回投稿日:2013年12月19日 | 最終更新日:2019年9月26日 |

パワハラで会社を辞めたい方へ!

「パワハラで会社を辞めたい」というひとも少なくないでしょう。

私も壮絶なパワハラを受けてきたので、その気持ちはよくわかります。

パワハラで会社を辞めたい

パワハラを受けていると、日々の仕事が地獄のように感じます。

精神的な苦痛を受けている

私は、パワハラで3年間上司から無視され続けたことがあります。

パワハラをしてくるひとは、結構陰湿に相手を追い込んできます。

無視をしたり、暴言を吐いたりして、精神的にも肉体的にも追い込んでいくのです。

休みがもらえない

私がパワハラを受けていたときは、休みがほとんどもらえませんでした。

月4日程度しか休みがなかったときもあります。

サービス残業や休日出勤をさせられる

また、その貴重な休みの日も突然電話で呼び出され(暴言を吐かれつつ)、休日出勤したこともあります。

もちろん休日出勤しても、休日出勤手当はつきませんでした。

残業についても、上司の許可がおりないと残業代は支払われなかったので、いくら残業しても上司の許可は得られず、サービス残業をしていました。

周りは誰もが見て見ぬ振りで助けてくれない

パワハラを受けているひとによくあるのが、周囲の誰も助けてくれないケースです。

私の場合もそうでした。

特に、パワハラ上司が大きな権力を会社内で持っているときは、パワハラが起きていても誰も止めることができないのです。

下手に口出しすれば、自身の立場が危ぶまれ、また自分がターゲットになる可能性もあるため、誰もパワハラ上司に注意しようとしません。

パワハラを受けているひとがいる一方で、受けていないひとは見て見ぬふりをして、その他のひとと談笑しているおかしな光景が、大人の社会でもあるのです。

特に、社長がパワハラをしている場合は、誰も止めることができないでしょう。

パワハラを受けているひとでないと、この気持ちはわからない

正直言って、パワハラを受けているひとでないと、「パワハラを受けてどんなに苦しいか」はわからないと思います。

会社内でも、パワハラを受けているひとと受けていないひとでは、大きな温度差があります。

誰でもパワハラという言葉の意味はある程度知っているかもしれませんが、パワハラがどれだけ被害者に大きな苦痛を与えるのか、実際にパワハラを受けたひとでないとわからないと思います。

なので、パワハラを受けているひとが入院したり、もしくは自ら命を落とすまでは、パワハラとあまり縁がないひとには、なかなかその深刻さに気づきにくいのです。

パワハラに関係ないひとにとっては、もしかすると「指導の一環程度」として勘違いしていることもあります。

会社を辞めたいけれども辞められない

また、パワハラを受けて会社を辞めたくても、なかなか辞められないひともいるでしょう。

私もそういう思いを抱いていたので、気持ちはよくわかります。

辞めるというと余計攻撃されるかもしれない

例えば、「もし辞めるというと、さらに攻撃されるかもしれない」と恐怖を感じることもあります。

常に罵倒され続けていると、「会社を辞めたい」と言うとさらに罵倒され一蹴される可能性もあります。

散々パワハラでひどい仕打ちを受け、精神的にも追い詰められていると、相手がさらに危害を加えてこないか、不安や恐怖でいっぱいになってしまうのです。

なので、なかなかこちらから退職の意向を伝えることができません。

なかなか辞めさせてもらえない

もしくは、こちらが辞めたいと言っても、なかなか辞めさせてもらえないこともあります。

辞めたいと伝えると、「甘えだ」などと言われ、なかなか辞めることを聞いてくれなかったりします。

上司もパワハラ相手がいなくなることを拒んだり、また部下が辞めると人事評価や仕事にも影響する可能性があり、あなたが辞めることを阻止しようとするかもしれません。

しかし、会社を辞める権限は、こちらにあるので、上司に阻止する権限はありません。

しかしながら、上司は自分に決定権があるかのように、あなたが辞めることを阻止しようとしたりするのです。

上司に辞めることを伝えるタイミングがなかなかない

あとは、上司が忙しくてなかなか会社を辞めることを伝えれないこともあるでしょう。

たとえ、上司がいるときがあっても、そういうときはひたすら攻撃(パワハラ)されるので、なかなか切り出すタイミングがなく、結局散々言われただけで終わることもあります。

パワハラ上司は自分のペースで話をしようとするタイプが多いので、なかなかこちらの話を聞き入れてくれないことがあります。

辞めたら会社に迷惑をかけないか心配

あとは、「会社を辞めたら、会社に迷惑をかけるのではないか」と思うかもしれません。

ただ、これはあなたの勝手な思い込みかもしれません。

なぜなら、会社は誰かが抜けても、経営は続いていくことが多いからです。

つい「自分が抜けると会社は存続できないのではないか」「多大な迷惑をかけるのではないか」と思いがちですが、実際はあなたが抜けても、たとえ一時は会社も困ることはあっても、経営は続いていくはずです。

なので、会社に迷惑がかかることは考えなくても良いでしょう。

むしろ、そういう勝手な思い込みが強いほど、会社から辞められなくなる可能性が高くなります。

自分から言うのは怖いので代わりに誰かが言って欲しい

パワハラを受けて精神的にかなり追い込まれているひとは、なかなか自分で退職する旨を切り出すのは、怖いかもしれません。

もし、自分で切り出すことが難しいのであれば、弁護士に退職代行をお願いすることもできます。

弁護士に依頼すれば、仮に賠償請求などになった場合でも、心強いサポートが得られるはずです。

また、未払いの残業代や給料を請求したいときも、弁護士に相談した方がスムーズに請求できる可能性もあります。

パワハラで残業代が認められないときの対処方法とは?

いつまでもパワハラに耐える必要はない

パワハラには、いつまでも耐える必要はありません。

むしろ、耐えようとすることで、自分の身体を壊していまうこともあります。

会社を辞めたいのであれば、すぐに辞めることもできます。

いつまでも我慢する必要はなく、勇気を出して動いてみると、道は開けてくる可能性は十分にあります。

今は大変な状況かもしれませんが、状況を変えるためにも、まずは小さな一歩でも踏み出してみることが大事です。

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