夫が上司からパワハラを受けるというケースもあります。
夫の上司がパワハラをしている
それまで普通に働いていたのが、ある日突然パワハラ被害に遭うこともあります。
卑劣な上司は、あなたの夫に対してパワハラを加えてくることもあります。
黙って見ているままでは状況は変わらない
パワハラは黙って見ているだけでは、なかなか状況は変わりません。
なぜなら、パワハラ上司は「自分が悪い」とは思わず、むしろ「部下の方が悪い」とさえ思っていることがあります。
「自分に非がある」とは思っていないので、パワハラは止むことがありません。
パワハラは上司の気分や考え方次第で、突発的に起こることもあるのです。
夫のパワハラ被害は「家族に関係ない」わけではない
あなたの夫は「仕事のことは家族に関係ない」と言うかもしれません。
しかし、結婚して家族として暮らしている以上は、夫の精神面や仕事面は家族にも大きく影響します。
なので、夫の仕事でのことが、必ずしも家族に関係ないわけではありません。
男は我慢しようとしがち
また、頑固なひとや真面目なひとほど、パワハラを受けても我慢しようとしてしまいがちです。
まるで、パワハラに屈するのが負けかのように考え、ひどいパワハラを受けても、じっと黙って耐えようとしてしまうのです。
我慢してもパワハラは止まない
しかし、先ほどにも言ったように、耐えてもパワハラは止みません。
むしろ、放っておくとパワハラはさらにエスカレートする可能性もあります。
パワハラをしてくるひとは、被害者の苦痛の顔を見たがっている可能性もあります。
二度と働けない身体になる可能性もある
そうやって、パワハラにいつまでも耐えようとしていると、夫の身体は壊れてしまう可能性があります。
私の知る範囲でも、極限まで精神的に追い込まれ、働けなくなってしまったひともいます。
パワハラにいつまでも耐えることは、必ずしも良い選択肢ではなく、むしろ自分の身体を壊してしまうことにもなります。
パワハラで頭痛や吐き気を感じているならば、それは危険信号かもしれません。
勇気を出して会社に相談してみる
そうならないためにも、まずは会社に相談してみることです。
もし、夫が行動に起こさないようであれば、家族が行動に起こしてみても良いかもしれません。
同僚にお願いするというのも良いでしょう。
とにかく、このままでは夫がダメになる可能性があるので、いち早く対処することです。
仕事を変えるのもあり
しかし、会社に相談しても対処してくれないこともあります。
私もパワハラを人事に相談しても、全く相手にしてくれませんでした。
そういう場合は、労基やハローワークなど外部の機関に相談してみることです。
また、パワハラが容認されるような会社で働いても、あまり明るい将来は見込めないかもしれません。
ならば、今の会社を辞めるという選択肢もありだと思います。
今の職場にしがみつくのが賢明とは限らない
確かに、家族を持つと経済的な面などで、職を変えることを躊躇するかもしれません。
ただ、今の会社で働き続けても、さらに苦しくなるだけで、今後も働けるかは不透明です。
先行きが不安視されるならば、新たな仕事を探すという選択もあります。
もちろん、そう簡単なことではないかもしれませんが、夫婦で協力していけば乗り越えられる可能性もあります。
元気があれば、どうにかなる
今の仕事を辞めることに不安を感じるかもしれません。
しかし、だからと言って、今の仕事を続けては、身体がもたないでしょう。
また、元気があれば、仕事はどうにかなります。
まずは、旦那さんの健康を考えるべきです。
夫婦で話し合う
また、旦那さんだけの問題にはせず、パワハラについて夫婦でよく話し合うことです。
旦那さん任せにすると、無理して頑張ってしまいがちです。
それでは、旦那さんの身体が限界に達する可能性があります。
また、パワハラについて旦那さんは話したがらないかもしれませんが、あえて夫婦で話し合い、方向性を考えるべきです。
ただし、夫婦だけの話し合いでは、パワハラ問題が解決しないこともあります。
そういう場合は、やはり問題解決のためにも、外部の専門に相談することです。
夫の不幸が家族の不幸を招く
夫の問題は、家族にも影響することです。
もし、旦那さんが働けなるなったら、それこそ家族にとって大きなダメージとなるでしょう。
まだ、対処が可能な今のうちに、考え行動に移すときだと思います。
夫婦だけではなく、子供がいる家族は、子供が安心して暮せるためにも、家族で考えることは必要なことです。
ズルズル今の悲惨な状態を続けても、状況は変わらず、むしろさらに悪くなる可能性があります。
夫だけの問題にせず、家族に関わることなので、家族でよく話あって決めていくことです。