パワハラ上司は、こちらがどんなに頑張って対処しようとしても、なかなか治ることはありません。
パワハラ上司は治らない
私自身も、3年間パワハラを受け続けたときに、頑張って対処しようとしたのですが、全く上司のパワハラは変わりませんでした。
相手はパワハラをしたくてしょうがない
おそらく相手はパワハラしたくてしょうがない心理状態かもしれません。
「相手を攻撃することが指導の一環である」と勘違いしていることもあります。
また、パワハラをするひとも、プレッシャーやストレスを抱えており、そのはけ口としてパワハラで発散している場合もあります。
上司を可哀想と思って見ても治らない
「上司がパワハラをしてきたら、上司を可哀想と思え」なんて言うひともいますが、そんなことしたところで、簡単にパワハラが治るわけではありません。
むしろ、下手にわかったように上司に安易に同情をしようものなら、さらに攻撃される可能性があります。
相手を可哀想と思ったところで、さらに自分が可哀想な立場に陥るかもしれないのです。
「自分が悪い」と思うと泥沼にはまる
また、真面目なひとほど、パワハラを受けても「自分が悪い」と考えてしまいがちです。
しかし、パワハラを受けているのに関わらず、さらに自己否定までしてしまうと、パワハラを肯定していることにもなり、一向にパワハラは治らないでしょう。
「自分が悪い」と思う意向は、さらにパワハラを加速させることにもなりかねません。
パワハラに耐え続けると身体を壊す
もしくは、パワハラを受けても、我慢して耐えようとするひともいるでしょう。
しかし、パワハラに耐え続けると、いつかは耐えられなくなり、精神も肉体も壊してしまい、働けなくなってしまう可能性もあります。
パワハラを耐え続けても、パワハラは治るわけではなく、むしろ自分の身体を壊しかねません。
他人を変えることは不可能に近い
そもそも他人を変えることは、不可能に近いことです。
ひとは、他人に何かを言われたからといって、簡単に変わるわけではありません。
それに、本人が変わろうとしない限りは、こちらが何を言ったとしても、土台無理な話です。
なので、「パワハラ上司を変えたい」というような思い上がった考えは、パワハラで自分の身を滅ぼしかねないので、やめた方が良いでしょう。
職場を変える方が断然楽で簡単
むしろ、パワハラを治そうとするよりも、自分の職場を変えた方が断然楽で簡単です。
パワハラを治そうといくら頑張っても、相手が決めることなので、そう簡単にはパワハラは治りません。
むしろ、自分の意思決定で出来る転職をした方が、簡単にパワハラから逃れることができます。
今現在、パワハラを受けているならば、職場を変えることを検討した方が良いでしょう。
パワハラを受けたら記録を取っておく
もし、パワハラを受けているならば、メモやボイスレーコーダーなどで記録を取っておくことです。
証拠があれば、もし後々で訴えるようなことがあったときに、有力な証拠となります。
万が一のときのためにも、パワハラの実態を記録しておくと良いです。
しかるべきところに相談をする
また、パワハラが実際に起こっているならば、会社の上層部に相談してみると良いでしょう。
それでも、らちがあかない場合は、労基やハローワークなどにも相談してみると良いでしょう。
社長がパワハラをしている場合は、なかなか会社内では対応できないこともあります。
支払われなかった残業代や給料は請求する
また、パワハラによって残業代や給料が支払われない、もしくは大幅にカットされている場合もあります。
そのような場合も、弁護士へ相談すれば、より請求しやすくなる場合もあります。
パワハラで退職を検討している方は、こちらの記事も読んでおくと良いでしょう。
パワハラ上司から離れた方が良い
パワハラはそう簡単には治るものではありません。
パワハラを行う当事者自身も大きな問題を抱えていることがあります。
相手の考えや行動を変えることは、なかなか厳しいので、まずはパワハラ上司から離れることを先に考えることです。
そして、次の犠牲者が出ないためにも、パワハラが起きていることを、しかるべきところに報告するのも、パワハラ対策として有効な手段でしょう。
自分の身を滅ぼさないためにも、パワハラを我慢して受け続けないことです。