真面目なひとほど、パワハラ上司に従おうとしがちです。
しかし、理不尽なパワハラに従ったところで、状況は一向によくなりません。
大切なのは自分の将来
むしろ、パワハラを受け続けることで、あなたの将来や身体への健康にも影響を及ぼす可能性があります。
また、もしパワハラを受けたら、上層部に相談した方がいいでしょう。
それでも改善されなければ、本気で退職するか考えることです。
いつまでも今の状況を続けても、開設されるわけではありません。
自分の将来を大切にした方がいいでしょう。
真面目なひとほど、パワハラ上司に従おうとしがちです。
しかし、理不尽なパワハラに従ったところで、状況は一向によくなりません。
むしろ、パワハラを受け続けることで、あなたの将来や身体への健康にも影響を及ぼす可能性があります。
また、もしパワハラを受けたら、上層部に相談した方がいいでしょう。
それでも改善されなければ、本気で退職するか考えることです。
いつまでも今の状況を続けても、開設されるわけではありません。
自分の将来を大切にした方がいいでしょう。
今、生徒だけではなく、先生によるいじめも問題になってきています。
また、いじめというのは、当事者たちに限ったことではありません。
例えば、いじめを受けているひとだけではなく、調査するひとが精神的に苦しみ、命を落とすケースもあります。
つまり、いじめやパワハラは、新たな被害者を生む可能性もあるということです。
パワハラに遭ったら「会社都合」で退職することをおすすめします。
パワハラには、耐える必要はありません。
真面目なひとほど、パワハラ被害に遭っても耐えようとするかもしれませんが、耐えたところでパワハラが直るわけではありません。
また、パワハラに遭って会社に相談しても、必ずしも会社が助けてくれるわけではありません。
いつまでもパワハラに耐えていると、自分の身体を悪くしてしまう可能性があります。
パワハラを受けて会社を辞めたいと思ったら、「会社都合」で退職することです。
なぜ「会社都合」が良いかと言うと、自己都合よりも会社都合での退職の方が、失業保険が早くもらえるからです。
また、会社都合の方が、支給額も多くなることがあります。
なので、「会社都合」をおすすめするのです。
会社都合にできる範囲は、倒産や解雇や給料の未払いだけではなく、「職場の上司・同僚等からいじめや嫌がらせを受けたことが原因で離職した」も含まれます。
なので、パワハラ被害に遭い会社を辞める際は、「会社都合」に出来るのです。
しかし、会社にとっては「会社都合」で辞められると、国からの助成金がもらえなくなる可能性もあるので、「会社都合」で辞められるのを嫌がることがあります。
なので、たとえパワハラを受けていても、「自己都合」で辞めるように促されることも多いです。
ちなみに、「会社からの退職勧奨(退職するように促されたこと)により離職した場合(早期退職優遇制度等に応募して離職した場合は含まれない)」も、「会社都合」の退職に該当します。
たとえ、「自己都合」で退職させられたとしても、ハローワークなどに相談すれば「会社都合」に変えられる可能性もあります。
辞めた後に、ハローワークに行くと、「自己都合で構わないか?」ハローワークから聞かれることもあります。
なので、無理やり「自己都合」で辞めさせられた場合は、ハローワークなどに一度相談してみると良いでしょう。
また、パワハラを受けた際は、録音録画やメモなどで記録に残しておくと良いでしょう。
あとで、有効な証拠となる可能性もあります。
また、パワハラを受けているひとは、なかなか自分から退職の意向や「会社都合」で辞めることを、言いづらいこともあるでしょう。
そのような場合は、退職代行サービスを利用する方法もあります。
上記のように、法律事務所に退職サービスを利用することで、スムーズに希望する退職の流れを取れることもあるので、一度相談してみるのも良いかもしれません。
また、「会社都合」で会社を辞めたりすると、「会社から訴えられたりしないか」心配になるかもしれませんが、不法行為などで会社に余程の損害を与えない限りは、会社が従業員を訴えることほぼありません。
むしろ、パワハラ被害が理由で辞めた従業員を訴えたら、逆に会社が負けて請求されてしまう可能性があります。
なので、会社が訴えるというのは、単なる脅しが多いので、気にする必要はないでしょう。
ただ、転職活動する場合は、採用面接ではあまりネガティブなことは言わない方が良いかもしれません。
たとえ、パワハラを受けて辞めたとしても、あまり状況を知らないひとに説明しても、ただネガティブに取られてしまう可能性もあります。
いずれにしても、パワハラが理由で退職する場合は、「会社都合」で退職することです。
パワハラは「会社都合」の対象になるので、会社が拒む理由はありません。
もし、一人で手続きするのが難しければ、ハローワークや先に紹介した退職代行サービスなどを利用すると良いでしょう。
パワハラ被害に遭い、なかなか会社を辞められないひともいるでしょう。
私も過去に壮絶なパワハラを受けていたので、パワハラに遭ったときの気持ちは、よくわかります。
また、パワハラをする上司は、上記のような理不尽な理由で、会社を辞めさせないようにすることがあります。
しかし、会社に従業員が辞めるのを止める権利はありません。
「パワハラを利用すれば退職を阻止できる」と、勘違いしている上司も少なくないのです。
そのようなパワハラを行い、嫌な思いをしている会社で、いつまでも働く必要はありません。
理不尽な理由で従業員を使おうとする会社で働いても、明るい将来は見込めないでしょう。
優しいひとほど、パワハラに遭っても会社のことを気にしてしまうかもしれません。
しかし、会社のことは気にする必要はありません。
たとえ、あなたが会社を辞めたとしても、会社は経営し続けることができます。
従業員が一人辞めたくらいでは、会社の支障もそれほど大きくないはずです。
むしろ、会社のことを気にするよりも、自分の今後のことについて、意識を向けた方が良いでしょう。
それに、パワハラをしてくる上司は、そういう優しさに付け込んでパワハラをしてくることがあります。
パワハラをすれば、「部下も思いとどまるのではないか」と自分勝手に考え、攻撃してくることもあるのです。
もし、今の会社を辞める意思があるのであれば、行動に起こすことです。
ただ、パワハラに遭うと、精神や肉体の疲労も大きく、「自分でどうすれば良いのか」わからないこともあるでしょう。
なので、パワハラで会社を辞められない状況なら、外部に相談してみることです。
労基やハローワークも相談に乗ってくれます。
また、上記のように法律事務所に相談して、退職代行をお願いすることも可能です。
一人だけでは解決が難しい場合は、このような外部への相談もオススメです。
パワハラを会社内部に相談しても、当てにならないときがあります。
あとは、パワハラの証拠も集めておくと良いでしょう。
音声や動画、またはメモでも、パワハラの内容を細かく残しておけば、あとで有効な証拠となることもあります。
パワハラを受けていると、あまり余裕がないかもしれませんが、そのような証拠は残しておくことです。
そして、世の中には、良い会社は他にもたくさんあります。
なので、「今の会社が全て」とは思わないことです。
一つの会社で長く働いていると、転職する不安もあるかもしれませんが、実際に行動に起こしてみると、新たな会社との良い出会いがあったり、なんとかなるものです。
今現在、パワハラで苦しい思いをして、なかなか会社を辞めれないならば、外部の力を借りてでも行動に起こすときかもしれません。
パワハラにより有給休暇が取得できないことがあります。
私も過去に、パワハラにより有給休暇を拒否されたことが何度もありました。
しかし、本来有給休暇は、会社に大きな支障をきたすような余程のことがない限りは、有給取得の申請は拒否できないはずです。
しかしながら、パワハラをする上司は、まるで自分に有給取得の決定権があるかのように、部下の有給取得を拒否しようとすることがあります。
このようなパワハラ上司の場合は、あたかも「有給取得はサボり」かのように考えていることがあります。
まるで有給取得しようとする部下を「甘えている」かのように考え、有給取得を拒否しようとこともあるのです。
もしくは、上司の気分で有給を拒否されることがあります。
何か不機嫌になるようなことが起きると、八つ当たりのように、部下の有給を拒否することがあるのです。
全く理不尽な理由で、有給を拒否しようとする上司も少なくありません。
有給取得は決して甘えでもなければ、悪いことでもなく、労働者の権利です。
休みたいと思えば、有給休暇を使って休んでも良いのです。
何も上司の顔色を伺いながら、有給申請する必要はありません。
また、有給を認めないパワハラ上司は、部下に対してサービス残業を強いやすいです。
部下が残業して、残業代を申請しても、それも認めないことがあります。
このような上司の下で働くと、有給も認められず、サービス残業もさせられることが少なくないのです。
会社にいると、あたかも「上司の言うことが正しい」かのように思ってしまいがちです。
しかし、実際は正しくなく、間違っていることもたくさんあります。
ただ、長く会社で働いていると、まるで「上司の言うことが全て」かのように洗脳されてしまうことがあるのです。
このような上司は、「自分が悪い」とは考えていないことが多く、平気で部下に対してパワハラをしてきます。
こういうときに、部下が「自分の方が悪いのではないか」と考えてしまうと、どんどん泥沼にはまり、有給休暇の拒否などが習慣化されてしまうことがあるのです。
なので、自己否定して上司の言うことを認めてしまうのは、とても危険なことでもあります。
もし、なかなか有給休暇が取得できない状況にあるならば、まずは上層部に相談してみることです。
しかし、会社によっては社長がパワハラすることもあり、そのような場合は会社の誰に相談しても、パワハラは止みません。
パワハラはじっと耐えていても、なかなか治ることはないのです。
私はパワハラを人事部に相談したら、パワハラが止むどころか、さらに酷くなりました。
もし、会社に相談しても有給休暇が取得できないような状態が続くのであれば、外部(労基やハローワークなど)へ相談してみると良いでしょう。
また、パワハラが容認されているような会社で働くと、今後ますますプライベートな時間を取ることができず、会社にこき使われる可能性があります。
有給休暇を当然のように拒否してくるのは、社員の権利を剥奪している行為にも見えます。
必ずしも上司に拒否する権利はなく、有給は自分の都合で取得して良いのです。
パワハラを思い出すときが、今でもあります。
私は、過去に職場で3年間ずっと無視や暴言を吐かれ続けたことがあるので、パワハラの苦しみをよく理解しています。
また、当時の状況があまりにも悲惨で地獄のような日々を送らされていたので、夢にまで当時のパワハラが出てきて、寝ているときも苦しまされたことがあります。
パワハラの夢で夜中に起きてしまい、怒りや悔しい感情で胸がいっぱいになり、ときには涙までも流れ、なかなか寝付けないことも何度もありました。
なので、当時のパワハラを思い出して、苦しくなる思いはよくわかります。
会社を辞めたあとも、長い間パワハラを思い出し、その度に当時のことがよみがえり、苦しい思いをしましたが、自分なりの対処方法を見出し、パワハラを思い出しても以前よりも苦痛に思わなくなりました。
では、どういう対処方法を見出したのか、私なりの答えをここで書いていきます。
まず、やはり時間がある程度解決してくれます。
当初は、当時のパワハラを思い出しては、体が震えるようなことがあったのですが、たくさん楽しいことも経験し時間が経過するごとに、当時の痛みは和らいできました。
ただ、そうはいっても、いくら時間が経過しても、思い出される苦痛というのもありました。
私は、当初苦しい思いや悔しさが蘇ってくるので、なるべくパワハラを思い出さないようにしようとしてました。
しかし、そうすればするほど、ふとしたときにパワハラを思い出し、胸が苦しくなってしまうのです。
いくら思い出さないようにしても、パワハラを思い出してしまうので、そこで私は逆転の発想で、パワハラを思い出したときは、敢えて向き合うことにしました。
何度も思い出すということは、それくらいパワハラで辛い思いをしたということですが、逃げていても思い出されるので、その苦い経験であるパワハラと向き合うことにしたのです。
パワハラの経験と向き合おうと決めたとき、「そもそもなぜパワハラ被害に遭ったのか」考えるようになりました。
どうしても主観的に見ると、悔しさや怒りが込み上げてくるので、そうならないために客観的にパワハラが起きたことを、見つめ直すようにしたのです。
客観的にパワハラを見つめ直したときに思ったのが、「自分が狙われていた可能性がある」ことです。
当時、私はたとえ違う考えを持っていても、意見を言うことなく、なんでも上司の言うことを聞くイエスマンでした。
私が刃向わないことをいいことに、上司はパワハラを続けていた可能性があります。
また、当時を見つめ直し思い出したのが、上司は私に対して「部下は上司の言うことを聞くものだ」「暴言を吐かれてこそ一人前になる」というようなことを言っていたのです。
つまり、上司からすると「パワハラ行為が教育指導の一環である」と考えていた可能性が高いのです。
パワハラに耐えられない部下は、むしろ「甘えている」と思っていたかもしれません。
その証拠に、上司は「身体を壊してから仕事人間は成長する」というようなことも言っていたのを思い出しました。
なので、パワハラ行為は上司からしてみると当然のことだったのです。
当時は、私も「上司の言うことが正しい」と思っていたので、ひたすらパワハラに耐えていました。
「上司の言うことを聞いていればパワハラはやがて終わるのか」と思っていたのですが、全然パワハラは終わらず、むしろさらに酷くなるような状況でした。
また、上司の言う通りに仕事をしても、一向に成果は上がっていきませんでした。
そのことについて、上司から何度も責められました。
つまり、上司の言うことや考え方は、必ずしも正しくはなく、むしろ間違っていることも多かったのです。
上司も「自分が全て正しい」かのような振る舞いをするので、なかなかそのことに私も気づくことができませんでした。
このように当時のことを客観的に振り返ってみると、パワハラに対する対処法が見えてくるようになったのです。
まず、当時を振り返って思ったのが、「もっと自分の意見を出しても良かった」ということです。
「上司の考えに従った方が良い」と考えていたので、逆らうこともせず、ただ従うのみでした。
今にして思えば、自分の意見が必ずしも間違っているわけではないので、もっと意見を言って良かったと思います。
また、当時は上司も「パワハラは普通のこと」と考えていたので、私も「パワハラから逃げることは甘え」と考えていたこともあり、パワハラに耐えようとしていたのです。
しかし、パワハラにいくら耐えても、パワハラは止むことはありません。
むしろ、パワハラが原因で仕事が進まず不効率で、会社にとってよくないことだったりするのです。
私は我慢強くパワハラに耐えていましたが、その分精神的にも肉体的にもかなり傷つきました。
今にして思うと、「全くパワハラに耐える必要はなかった」と思います。
上司は「パワハラに耐えることが意味ある」かのように言うことがありますが、パワハラに耐えても何も意味はありません。
自分の身体を無意味に消耗させられるだけです。
また、パワハラに耐えようとするのではなく、不当に感じることがあれば、すぐに会社の上層部や人事に相談してみることです。
いつまでも自分ひとりで抱え込み、パワハラに我慢することはありません。
ただ、会社によっては相談しても頼りにならないことがあります。
私自身も人事に相談しても、全く取り合ってはくれませんでした。
そういうときは、労基やハローワークなどに相談すれば良いのです。
ただ、そうは言っても「そんなことをしたら大変なことになるのではないか」「会社に大きな迷惑をかけるのではないか」と思うかもしれません。
私もそう思っていたので、その気持ちはよくわかります。
ただ、自分が大変な目に遭っているわけですから、「会社も大変な目に遭って良い」と今では思います。
むしろ、「会社も大変なことになった方が良い」と思います。
パワハラ上司がいる限りは、さらなる被害者が生まれる可能性もあり、会社にとっても大きな問題です。
その大きな問題に注意を向けるためにも、外部の力を利用する選択肢は十分にあります。
また、私は当時結構な時間、サービス残業をさせられたのですが、請求することはありませんでした。
今に思えば、結構な金額にもなりますし、「きちんと請求すれば良かった」と思います。
自分ひとりで請求するのが不安であれば、弁護士に請求を依頼することもできます。
パワハラ上司のいいなりになっていたので、サービス残業の請求もしませんでした。
今なら間違いなくしたでしょう。
そして、不当な扱いをされたら、すぐに会社を辞めて良いのです。
「会社を辞めることは逃げ」と思うひともいるかもしれません。
私もそのようなことを思ったことがあります。
しかし、パワハラから逃れることは逃げではなく、自分の将来や健康のためにも、大切なことです。
パワハラ上司は自分の都合の良いように、引き止めようとするかもしれませんが、自分の意思で仕事を選んで良いのです。
それに、会社を辞めてみるとわかりますが、他にも会社はたくさんありますし、自分が辞めても会社は大して困ることはありません。
会社よりも自分の人生を大切にした方が良いでしょう。
会社に長くいると、「会社が全て」かのように勘違いしてしまいがちですが、そうではないのです。
このように、パワハラを思い出すことを避けるのではなく、敢えて客観的にパワハラを見つめ直すことで、「あのときにどうすれば良かったのか」対処法が見えてくるのです。
対処法がわかるので、次にパワハラに遭いそうなときは、きちんと対処することができます。
現に今の仕事では、誰に対してもしっかり意見が言えるようになり、不当な扱いをされたときは、きちんと言うことができます。
もし、そうしなかったら、きっとまた同じようなパワハラを受けていたでしょう。
今は、会社や仕事の向き合い方が当時と違うので、周りからの見る目も違ってきます。
たとえ、パワハラするようなひとであっても、単純にいいなりになることがないので、私に対して攻撃を向けることがないのです。
そして面白いのが、当時のことを振り返ると、たとえまた当時のパワハラの夢が起きても、当時とは違った対処法を夢で取っている自分がいるのです。
夢では、当時とは違い、パワハラ上司にしっかり自分の意見を言って、向き合っている自分がいました(笑)。
そういう夢を見ると、パワハラ被害に遭ったことに対しての向き合い方も、当時とはだいぶ変わってきたように思います。
夢でそうしていたので、「もし今パワハラ上司に会ったら何を言うだろうか」とたまに思うことがあります。
おそらく今の考えを言うことでしょう。
会うことはないかもしれませんが、もし会ったら自分が何を言い、上司がどんな反応をするのか、少し楽しみです。
ただ、当時のパワハラに対して客観的に見れているので、復讐という気持ちは全くありません。
むしろ、「対等に当時のパワハラのことを上司と話してみたら面白いな」と思います。
当時の上司の考えを、今だからこそ聞ける気がしますし、聞いてみたい気もします。
もちろん、パワハラは単なる消耗戦になるので、できればパワハラ被害に遭わない方が良いかもしれませんが、残念ながらそんなに人間的に出来た上司も多くはないので、パワハラ被害に遭うこともあります。
ただ、その経験を振り返ってみると、当時の自分自身の立ち振る舞いや考え方を見つめ直すきっかけにもなります。
また、同じようにパワハラ被害に遭っている方の気持ちもわかるでしょうし、パワハラの対処法も見えてくるでしょう。
仕事への取り組みや職場の人間関係も変わってくるかもしれません。
何よりこのようにパワハラ経験を多くの方と共有できるのも、パワハラを受けた経験が遭ってこそかもしれません。
これは本当に個人的な考えなので、全く賛同を得られない方もいるかもしれませんが、私はパワハラに遭いましたが「必ずしも自分の考えが正しい」とは思っていません。
もちろん、「パワハラ上司の考えが正しかった」というわけではありませんが、「自分が絶対正しい」と思うことは、当時のパワハラ上司の考え方とあまり変わらないように思います。
なので、当時の自分に対しても、「もっと良い方法があったのではないか」となるべく客観的に考えるようにして、冷静にパワハラだけでなく、いろいろな物事に対しても向き合いたいと思います。
そうする方が、(パワハラ上司も含め)様々なひとや考え方とも、対等に向き合える気がします。
かなり辛いパワハラ経験ではありましたが、私なりにこの経験とも向き合い、今では仕事も生活も充実した日々を送っています。
夫が上司からパワハラを受けるというケースもあります。
それまで普通に働いていたのが、ある日突然パワハラ被害に遭うこともあります。
卑劣な上司は、あなたの夫に対してパワハラを加えてくることもあります。
パワハラは黙って見ているだけでは、なかなか状況は変わりません。
なぜなら、パワハラ上司は「自分が悪い」とは思わず、むしろ「部下の方が悪い」とさえ思っていることがあります。
「自分に非がある」とは思っていないので、パワハラは止むことがありません。
パワハラは上司の気分や考え方次第で、突発的に起こることもあるのです。
あなたの夫は「仕事のことは家族に関係ない」と言うかもしれません。
しかし、結婚して家族として暮らしている以上は、夫の精神面や仕事面は家族にも大きく影響します。
なので、夫の仕事でのことが、必ずしも家族に関係ないわけではありません。
また、頑固なひとや真面目なひとほど、パワハラを受けても我慢しようとしてしまいがちです。
まるで、パワハラに屈するのが負けかのように考え、ひどいパワハラを受けても、じっと黙って耐えようとしてしまうのです。
しかし、先ほどにも言ったように、耐えてもパワハラは止みません。
むしろ、放っておくとパワハラはさらにエスカレートする可能性もあります。
パワハラをしてくるひとは、被害者の苦痛の顔を見たがっている可能性もあります。
そうやって、パワハラにいつまでも耐えようとしていると、夫の身体は壊れてしまう可能性があります。
私の知る範囲でも、極限まで精神的に追い込まれ、働けなくなってしまったひともいます。
パワハラにいつまでも耐えることは、必ずしも良い選択肢ではなく、むしろ自分の身体を壊してしまうことにもなります。
パワハラで頭痛や吐き気を感じているならば、それは危険信号かもしれません。
そうならないためにも、まずは会社に相談してみることです。
もし、夫が行動に起こさないようであれば、家族が行動に起こしてみても良いかもしれません。
同僚にお願いするというのも良いでしょう。
とにかく、このままでは夫がダメになる可能性があるので、いち早く対処することです。
しかし、会社に相談しても対処してくれないこともあります。
私もパワハラを人事に相談しても、全く相手にしてくれませんでした。
そういう場合は、労基やハローワークなど外部の機関に相談してみることです。
また、パワハラが容認されるような会社で働いても、あまり明るい将来は見込めないかもしれません。
ならば、今の会社を辞めるという選択肢もありだと思います。
確かに、家族を持つと経済的な面などで、職を変えることを躊躇するかもしれません。
ただ、今の会社で働き続けても、さらに苦しくなるだけで、今後も働けるかは不透明です。
先行きが不安視されるならば、新たな仕事を探すという選択もあります。
もちろん、そう簡単なことではないかもしれませんが、夫婦で協力していけば乗り越えられる可能性もあります。
今の仕事を辞めることに不安を感じるかもしれません。
しかし、だからと言って、今の仕事を続けては、身体がもたないでしょう。
また、元気があれば、仕事はどうにかなります。
まずは、旦那さんの健康を考えるべきです。
また、旦那さんだけの問題にはせず、パワハラについて夫婦でよく話し合うことです。
旦那さん任せにすると、無理して頑張ってしまいがちです。
それでは、旦那さんの身体が限界に達する可能性があります。
また、パワハラについて旦那さんは話したがらないかもしれませんが、あえて夫婦で話し合い、方向性を考えるべきです。
ただし、夫婦だけの話し合いでは、パワハラ問題が解決しないこともあります。
そういう場合は、やはり問題解決のためにも、外部の専門に相談することです。
夫の問題は、家族にも影響することです。
もし、旦那さんが働けなるなったら、それこそ家族にとって大きなダメージとなるでしょう。
まだ、対処が可能な今のうちに、考え行動に移すときだと思います。
夫婦だけではなく、子供がいる家族は、子供が安心して暮せるためにも、家族で考えることは必要なことです。
ズルズル今の悲惨な状態を続けても、状況は変わらず、むしろさらに悪くなる可能性があります。
夫だけの問題にせず、家族に関わることなので、家族でよく話あって決めていくことです。
「パワハラが増加しているのではないか」と感じているひとも少なくないでしょう。
今回は、パワハラが増加していると見られる原因や理由について、私なりの考えを伝えたいと思います。
まず、以前よりも成果主義の流れが強くなってきたと思います。
昔のような横並び的な考えから変わり、個人個人に成果を求める企業も多くなっています。
そのため、職場の上司にも大きなプレッシャーやストレスがかかり、部下の面倒を見る余裕もなくなってきているのではないでしょうか。
また、成果主義の会社は、上司部下関係なく、能力が高ければ上司よりも給料が得られることもあります。
以前のような終身雇用制は崩壊し、自分の給料も安定して得られるわけでない中で、なかなか部下の面倒までしっかり見ることは難しくなっているように感じます。
また、会社自体も大企業であろうが、経営危機は突然訪れる時代なので、会社自体も安定して経営できる状況ではなくなってきています。
個人個人の成果が求められているため、従業員は個人主義にも走りやすく、そうなると職場内の人間関係も気薄になりがちです。
自分の立場がいつ危ぶまれるかもわからない状況なので、誰かを心配している余裕もないのではないでしょうか。
自分の仕事で目一杯で、他のひとのフォローに回る余裕がないこともあります。
自分の負担が増えないように、周囲と関わろうとしないひとも少なくありません。
また、本当にひとを育てられる上司が不足していることも考えられるかもしれません。
指導という名のパワハラを平気で部下に対して行っている上司もいるでしょう。
また、部下が逆らわないこといいことに、憂さ晴らしに部下をいじめている上司もいるはずです。
パワハラは上司に問題があることも多く、パワハラに耐えてもなかなか治ることはありません。
部下にパワハラをしても、「自分が悪い」とは思わない上司も少なくないのです。
本当の意味で部下の立場で考え、しっかりサポートしながら部下の能力を伸ばせる上司は、残念ながらなかなかいないと思います。
むしろ、部下を犠牲にしてでも、自分の立場を上げようと考える上司も少なくありません。
それだけ個人主義に走る上司も少なくないということでしょう。
あとは、メディアでもパワハラについて、以前よりも取り上げるようになったため、世間の関心も高まっているように思います。
ちなみに、個人的な見解から言うと、パワハラは以前からあったと思います。
ただ、パワハラが起こっても、「パワハラは教育の一環」として見られる傾向にあったため、パワハラが起こっても、それを大きく取り上げることもなかったのでしょう。
しかし、ここに来て考え方や働き方も多様化していく中で、またパワハラによる事件もメディアで大きく取り上げられ、大きな問題として世間からも認識されてきたのだと思います。
そして、注目度が高まることで、これまで埋もれていたパワハラの現場もクローズアップされ、パワハラが増えてきたように感じるのかもしれません。
私は、パワハラが大きく増加したというよりも、ようやく世間が注目し始めた方が強いのではないかと思います。
これまで、多くのひとがパワハラに苦しみ、中には命まで失ってしまったひとがいる中、ようやくパワハラ問題がクローズアップされ始めたように思います。
やはり、パワハラ問題を考えるときは、相手の立場で考えることが大切だと思います。
精神的にも肉体的にも傷つけられた被害者を思えば、パワハラは減っていくはずです。
どうしても個人主義、自分本位に考えるからこそ、関係性も気薄になり、平気で相手を傷つけてしまうのでしょう。
パワハラ問題を考える上で、相手に寄り添うことは不可欠なのです。
私も過去にパワハラで残業強要された経験を持ちます。
パワハラで残業を強要されると悲惨です。
プライベートな時間が全くなくなってしまいます。
私もパワハラで月100時間以上は残業強要されたことがあります。
パワハラをしてくる上司は圧力をかけて、無理やり残業させようとさせます。
まるで、残業しなければならないのが暗黙のルールかのように、部下に残業を強いるのです。
パワハラで残業強要する上司は、「残業しないやつは仕事ができないやつ、楽しているやつ」という考えを持っていることが多いです。
また、自分が残業しているのに、部下が先に帰るのをよく思わない上司もいます。
自分が残業しているので、無理やり上司にも残業を付き合わせて、仕事のストレスを部下にぶつけてくることもあります。
また、たとえ残業しても残業代が請求できないこともあります。
パワハラをする上司の場合は、部下が残業代請求しても認めず、残業代が支払われないこともあるのです。
役職がついている上司からすれば、残業代が発生しない代わりに役職手当がもらえるので、残業代が支払われなくても、上司にとっては何もデメリットがないのです。
上司には役職手当が支払われ、こき使われた部下は残業代が支払われないということが起こりえます。
また、残業強要だけではなく、休日も突然上司に呼び出されることがあります。
たとえ、休日出勤をして代休で休もうとしても、上司に呼び出され、無理やり出勤させられることもあるのです。
その際も、まるで休んでいることが悪いかのような暴言を吐かれ、精神的に追い詰められた状態で出勤させられることがあります。
パワハラを受けていると、なかなか休まる日がないのです。
また、パワハラをする上司は、「自分が間違っている」とは全く思わないひとも少なくありません。
むしろ、「パワハラのような行為が、部下の育成のために必要である」とさえ考えている場合もあります。
なので、パワハラはなかなか治ることはないのです。
また、パワハラを受けている方は、真面目な方も多く、「自分が悪い」と思ってしまいがちです。
残業強要が当たり前かのように見え、自分の考えが間違っているかのように思えてしまうのです。
しかし、自己否定に走るとパワハラを認めてしまうことになり、さらにパワハラが加速する可能性もあります。
また、自分を追い込み精神的に病んでしまう可能性もあるので、自己否定には走らない方が良いでしょう。
パワハラは、部下ではなく上司に問題があることも多いのです。
そもそも、このまま上司の顔色を伺いながら仕事を続けていくのか、よく考えた方が良いでしょう。
パワハラに怯え、無理に残業する行為は、自分の成長のためにも良いとは言えません。
むしろ、自身の成長を阻害している可能性も十分にあります。
また、このままではプライベートな時間はどんどん削られ、健康にも影響を及ぼしかねません。
一度上層部にも相談し、それでも改善されないようでは、労基やハローワークなどにも相談してみると良いでしょう。
ひとつの会社で長く働くと、会社を離れることに不安を感じるかもしれません。
しかし、今の会社が全てではなく、周りにはもっと良い会社もあるはずです。
このまま残業強要され、いやいや仕事をしたところで、自分の人生にとって良い選択とは限りません。
今こそ、新たなアクションを取るべきなのかもしれません。
これまで残業強要されてきた方は、相当な時間をサービス残業に費やしているでしょう。
そういった残業代は、請求できる可能性もあります。
自分だけで請求するのはなかなか難しいと思うので、まずは専門家に相談してみることです。
本当に精神的にも追い込まれると、なかなか自分一人で行動に起こすのが難しいことがあります。
専門家に相談することで、これまでの残業代も請求できる可能性があります。
残業する必要がなければ、残業しなくても良いのです。
無理に残業を強いる会社でこのまま働くのか、今一度じっくり考えてみると良いでしょう。
ときに、パワハラ上司から「残業をつけるな」と言われることがあります。
私も過去にこのようなことを言われた経験があります。
「残業つけるな」と言われると、タイムカードに記録することもできません。
退社時間は、あくまで定時の時間で、強制的に報告するように仕向けられます。
また、職場は定時で帰らせてもらえない空気感があるのです。
暗黙の了解として、残業させられます。
もし、定時で帰ろうものなら「大して仕事をしていないやつ」というレッテルを貼られることもあるのです。
まるで、仕事が終わっているのに、先に帰るのが悪いかのような空気感がそこにはあるのです。
なので、たとえ仕事が終わっていたとしても、無理やり残業を続けるしかありません。
また、仮に残業をして残業代を申請しても、パワハラ上司は認めてくれないでしょう。
私も過去に残業代を申請しても、パワハラ上司に全く認められず、多額の残業代が支払われなかった経験があります。
残業代を申請しても、認めてもらえず、残業代が支払われないことがあるのです。
パワハラ上司の下につくと、当然のようにサービス残業をさせられることがあるので、かなりの時間を残業に当てさせられ、貴重なプライベートな時間を削らされる羽目になります。
パワハラ上司からしてみれば、部下の休みは大して考えていないこともあるのです。
ただ、そのようなパワハラが起きても、なかなか上司に逆らえないことがあります。
特に会社内で大きな権力を持つ上司の場合は、パワハラが起きても誰も止められないのです。
また、パワハラ上司も相手を選んで、パワハラを行っている可能性もあります。
もし、パワハラで残業代を請求できないのであれば、一度専門家へ相談した方が良いかもしれません。
例えば、弁護士に相談すれば、残業代請求がしやすくなることもあります。
また、タイムカードなどに記録ができなくても、自分でメモ帳などに実際の勤務時間(残業時間含め)記録しておくと良いでしょう。
後々で、貴重な証拠となることもあります。
専門家へ残業代請求を相談したい方は、こちらの記事が参考となります。
また、残業代請求には時効があります。
残業代をしっかりもらうためにも、請求は早く行った方が良いでしょう。
残業代請求をしたら「会社内での自分の立場が危ぶまれる」と思うかもしれませんが、そのまま今の会社で働き続けたら、大切なプライベートな時間を多く失う可能性があり、また身体を壊しかねません。
会社のことを考えるよりも、あなたの人生を大切にした方が良いと思います。
このまま頑張り続けても、悲惨な状況は変わらず、ひとりで解決するのも難しいと思うので、まずは専門家に相談してみることをぜひお勧めします。