ときに、パワハラ上司から「残業をつけるな」と言われることがあります。
パワハラ上司に「残業つけるな」と言われる
私も過去にこのようなことを言われた経験があります。
タイムカードに記録できない
「残業つけるな」と言われると、タイムカードに記録することもできません。
退社時間は、あくまで定時の時間で、強制的に報告するように仕向けられます。
帰らせてもらえない空気感
また、職場は定時で帰らせてもらえない空気感があるのです。
暗黙の了解として、残業させられます。
もし、定時で帰ろうものなら「大して仕事をしていないやつ」というレッテルを貼られることもあるのです。
まるで、仕事が終わっているのに、先に帰るのが悪いかのような空気感がそこにはあるのです。
なので、たとえ仕事が終わっていたとしても、無理やり残業を続けるしかありません。
残業代申請しても認めてもらえない
また、仮に残業をして残業代を申請しても、パワハラ上司は認めてくれないでしょう。
私も過去に残業代を申請しても、パワハラ上司に全く認められず、多額の残業代が支払われなかった経験があります。
残業代を申請しても、認めてもらえず、残業代が支払われないことがあるのです。
膨大な時間のサービス残業をさせられる
パワハラ上司の下につくと、当然のようにサービス残業をさせられることがあるので、かなりの時間を残業に当てさせられ、貴重なプライベートな時間を削らされる羽目になります。
パワハラ上司からしてみれば、部下の休みは大して考えていないこともあるのです。
なかなかパワハラ上司に逆らうことはできない
ただ、そのようなパワハラが起きても、なかなか上司に逆らえないことがあります。
特に会社内で大きな権力を持つ上司の場合は、パワハラが起きても誰も止められないのです。
また、パワハラ上司も相手を選んで、パワハラを行っている可能性もあります。
残業代請求は専門家に頼んだ方が良い
もし、パワハラで残業代を請求できないのであれば、一度専門家へ相談した方が良いかもしれません。
例えば、弁護士に相談すれば、残業代請求がしやすくなることもあります。
また、タイムカードなどに記録ができなくても、自分でメモ帳などに実際の勤務時間(残業時間含め)記録しておくと良いでしょう。
後々で、貴重な証拠となることもあります。
専門家へ残業代請求を相談したい方は、こちらの記事が参考となります。
残業代請求には時効がある
また、残業代請求には時効があります。
残業代をしっかりもらうためにも、請求は早く行った方が良いでしょう。
今の会社で働き続けるのか、よく考えて見る
残業代請求をしたら「会社内での自分の立場が危ぶまれる」と思うかもしれませんが、そのまま今の会社で働き続けたら、大切なプライベートな時間を多く失う可能性があり、また身体を壊しかねません。
会社のことを考えるよりも、あなたの人生を大切にした方が良いと思います。
このまま頑張り続けても、悲惨な状況は変わらず、ひとりで解決するのも難しいと思うので、まずは専門家に相談してみることをぜひお勧めします。